テラーリウム
“もの”の物語に、耳を傾けるテラリウム

「テラリウム」は、“terra(大地)”と“rium(容器)”を意味します。

しかし、私たちはこの商品を“teller(話し手)”と“rium(容器)”から「テラーリウム」と名付けました。

お気に入りの洋服、譲り受けた本、道端に転がるごみ、この世界のひとつひとつの”もの”には物語があります。

そのストーリーテラーとして、多くの方々が”もの”の物語に耳を傾けるきっかけになってほしいという想いを込めました。

「テラーリウム」が生まれた背景

人間の社会活動に伴って、たくさんの環境負荷が生じています。

コケも、テラリウムの流行に伴って、山や森から違法採取されるといった問題が見られるようになりました。

環境負荷を軽減していくために、私たちは大量生産・大量消費といった課題に目を向けていかなければいけません。

作る側も、買う側も、目の前にある”もの”をもっと大事にできたら、そうした意識が変わっていくかもしれない。

だからこそ、この商品を通じて”もの”の物語をお伝えすることにしました。

商品タグには、製作に使用した容器やオブジェクトの物語を記載
サステナブルな視点を大切に

「テラーリウム」は、サステナブルな視点を大切に製作しました。

例えば、容器は日常生活で発生する空きびんを加工、土台には木材の切れ端を加工するなど、廃材を「アップサイクル」しています。

「アップサイクル」とは廃材に付加価値を加え、別の製品として生まれ変わらせること。空きびんの「リサイクル」には1,500度の熱で燃焼する大きなエネルギーがかかっている。

容器や土台は、ひとつひとつ加工